ニュース写真集　2002年4月〜6月

京阪では、春の行楽シーズンに「京都ロマンス快速」の運転を開始しました。停車駅は、特急停車駅に枚方市を加えたもので、平日朝ラッシュ時の特急と同じです。従来は臨時特急として運転されていましたが、停車駅が増えたことで「快速」の種別となりました。車両は特急車が使用され、川側と山側にそれぞれ専用の副標が掲出されています。


Photo : 2002-04-06　橋本−樟葉

京阪7200系5連運転

京阪7200系は、8連が2編成と7連が1編在籍していますが、4月4日から16日までの間、第2編成が中間車3両を抜いた5連で運転されました。一般の5連運用に混じって使用されており、宇治線や三条−中書島の区間運用にも使用されています。10000系の増備に伴って2600系の一部が廃車となったため、一時的に5連車が不足したことによるものと思われます。


Photo : 2002-04-06　観月橋−桃山南口

京阪10000系試乗会開催

京阪10000系の試乗会が、営業開始の前日である4月14日に行われました。区間は天満橋−私市と三条−宇治に分けて行われ、後者の往路は淀の引き上げ線で折り返すという変則ルートです。車両には正面にステッカーが貼られ、副標は左右に掲出、しかもルートと車両別に異なったものが用意されるという凝ったものとなりました。


Photo : 2002-04-14　観月橋−桃山南口

京阪10000系営業運転開始

京阪10000系が、会社創立記念日の4月15日より営業を開始しました。初日は交野線に投入され、その後も交野線と宇治線のローカル運用を中心に使用されています。26日には第2編成、27日には第3編成も営業を開始し、今回新造された3編成が揃いました。なお、10000系の行き先幕には「枚方市←→私市」「中書島←→宇治」の区間表示が用意されていましたが、誤乗があったことから、この表示の使用は最初の1週間ほどしか使われませんでした。


Photo : 2002-04-20　観月橋−桃山南口

京阪「きさいちハイキング号」運転

京阪の「きさいちハイキング号」が、今シーズンも運転されました。運転日は4月21日〜5月5日の日祝日で、昨シーズンに比べて日数は減少しました。車両はデビュー間もない10000系が使用され、副標も新しいものになりました。なお、運転初日の26日のみは10000系が1本しか運用に就いていないため2本目が2600系で運転され、新しい副標との最初で最後の組み合わせとなりました。


Photo : 2002-04-28　宮之阪

京阪「ターフィー号」車体に広告

京阪の「ターフィー号」の車体に、広告が掲出されました。広告主は「KIRIN」で、正面中央とドア横のスペースに、社名ロゴとマークを描いたステッカーが貼り付けられました。期間は4月27日〜5月4日で、間の平日には掲出されていません。


Photo : 2002-05-04　野江

京阪「リレーウォーク号」運転

5月12日に「五私鉄リレーウォーク」が京阪で行われたのに合わせ、「リレーウォーク号」が運転されました。往路は10000系を使用して天満橋→八幡市で京橋−八幡市間ノンストップが2本、復路は8000系を使用して八幡市→淀屋橋の臨時急行が1本です。専用の副標も用意され、往路・復路ともに2枚の副標を掲出して運転されました。


Photo : 2002-05-12　橋本−樟葉

京阪で教習車運転

京阪で「教習車」が運転されました。これは、動力車操縦者免許試験のための列車で、ほぼ毎年運転されています。今年は、2620Fの4連が使用され、5月31日〜6月2日の間は「教」の副標を掲出して運転されました。


Photo : 2002-06-02　橋本−樟葉

嵐電500型が重連運転

京福電鉄の500型は他車とは扉配置の異なる異端車ですが、最近は廃車が進み、現在は2両が残るのみとなっています。この2両を連結した重連が運転されました。重連はもっぱら平日朝の2連運用にのみ充当され、あまり出番はありませんでした。


Photo : 2002-06-03　三条口

京阪2600系0番台8連運転

京阪2600系0番台のみで編成された8連が、6月24日〜7月5日に運転されました。これは、6002Fが入場したために8連に不足が生じたため、その代替として編成されたものです。使用されたのは2607Fと2609Fの4連2本で、2600系0番台のみで編成された8連は珍しく、しかも12日間も一般運用に混じって運転されました。また、2607Fが京都側に付いたため、普段は先頭に出ない2607号を先頭とした編成が見られました。


Photo : 2002-06-30　樟葉

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