ニュース写真集　2004年7月〜9月

京阪交野線沿線の七夕伝説にちなみ、7月1日〜7日に「京阪ひらかた★かたの七夕伝説」と題して各種のイベントが行われます。その一環として、期間中は交野線の全列車に特製の副標が掲出されます。この副標は交野線内だけでなく、本線直通の「おりひめ」「ひこぼし」等の交野線関連の運用の列車すべてに掲出されます。

Photo : 2004-07-01　星ヶ丘

京阪大津線の公式Webサイトが6月にオープンしました。これをPRするため、613+614と705+706の2編成が広告車となり、「keihan-o2.com」トレインとして走っています。広告はドア間の窓下部分に施され、先頭には副標も掲出されています。また、他の車両にもドア横にステッカーが貼られています。

Photo : 2004-07-04　南滋賀−滋賀里

京阪大津線で、7月3日にビール電車が走りました。使用車両は705+706の広告電車で、もとの車体広告に加えて、ビール電車の表示や副標が取り付けられ、賑やかな外観となりました。また、今回も京津線の四宮まで入線し、久々に700型が四宮に顔を出しました。

Photo : 2004-07-03　四宮

前述の京阪七夕イベントの締めくくりに、7日に臨時「おりひめ」が運転されました。これは、普段は朝ラッシュ時に運転されている本線直通Ｋ特急「おりひめ」を夕方にも運転し、始発の私市では定期の「ひこぼし」との並びが実現するというものです。臨時「おりひめ」には1919編成が充当され、一般色に戻ってから初めての特急運用となりました。当日、1919編成はM1881Wで私市に到着後、枚方市までの定期運用の後、臨時T1851Wで私市へ戻って臨時「おりひめ」に仕立てられました。その後に到着したM1887W「ひこぼし」と数分間、私市駅で並びが実現しました。

Photo : 2004-07-01　星ヶ丘

京阪では、祇園祭の宵々山(7月15日)と宵山(16日)の夜に、下りの臨時列車が運転されました。臨時列車の内訳は、Ｋ特急が3本、急行寝屋川市行が2本、急行淀行が1本、普通淀行が2本の計8本です。中でも、本線の臨時Ｋ特急は今回初めての運転となりました。なお、例年運転されていた上りの臨時特急は今年は運転されず、定期列車のみとなっています。

Photo : 2004-07-16　丹波橋

京阪では、8月1日から本格稼働するICカード決済サービス「PiTaPa」のシステムをPRするために、1900系、7200系、10000系の各1編成に「京阪マイレージPiTaPaカード」のカードビジュアルをデザインしたラッピングを施し、「e-kenet PiTaPa Train」として運転を開始しました。車両の前面と側面中央ドア付近に、大きなラッピングが施されています。また、正面にはPiTaPaのマークをデザインした副標も掲出されています。第1弾は10000系で、7月28日より運転を開始しました。なお、運転期間は平成17年3月下旬までとなっています。

Photo : 2004-07-28　村野



	1900系 1919編成	2004-08-03　滝井
	7200系 7203編成	2004-08-01　橋本−樟葉
	10000系 10001編成	2004-07-28　村野

8月1日、京阪に「PiTaPaモニター招待特別列車」が走りました。これは、同日から本格稼働する「PiTaPa」を実際に使用するためのもので、車両は「e-kenet PiTaPa Train」の1919編成が使用されました。運転区間は天満橋（乗車は京橋から）−三条間で、特急の鳩マークを掲げて走りました。

Photo : 2004-08-01　八幡市−橋本

8月10日、「宇治川花火大会」開催に伴い、京阪電鉄宇治線は特別ダイヤで運転されました。16時以降、順次列車が増発され、ピーク時は約4分間隔で運転されました。また、宇治線は昨年秋のダイヤ改正以降、一部の例外を除いて4連で運転されていますが、当日はすべて5連車と差し替えられました。この中には、PiTaPaラッピング車の1919編成も含まれており、宇治線への初入線となりました。一方、宇治線に5連車が集中した結果、夕方の交野線で使用される5連車が不足し、2本の「ひこぼし」を含む一部列車が4連で運転されました。

Photo : 2004-08-10　六地蔵

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