ニュース写真集　2004年10月〜12月

京阪電鉄本線では、秋の行楽シーズンに合わせて、臨時列車の増発が行われます。ダイヤ改正後初の行楽シーズンであった昨年秋には、休日を中心に特別ダイヤが実施されましたが、今年は通常の休日ダイヤに上下各3本程度の臨時特急を加えるに留まっています。特急以外には、京都競馬開催日の日曜には、枚方市折り返しの準急を淀まで延長する「Gallop」も運転されます。

Photo : 2004-11-03　中書島−淀

京阪電鉄では、児童が描いた絵画を車内に展示した「ちびっこアーティスト号」を、11月13日〜12月5日に運転しました。これは、小学生以下を対象に「こんな駅、こんな電車、あったらいいな」をテーマに募集した絵を、車内に掲出したものです。同列車には7001Fが使用され、京都側と大阪側のそれぞれに異なったデザインの副標を掲出して運用されています。また、側面の戸袋部分にも、副標と同じデザインのステッカーが貼り付けられています。


Photo : 2004-11-16　大和田

叡電増発で700型2連が運転

叡山電鉄では、11月の土休日に特別ダイヤによる増発を実施し、出町柳−鞍馬が昼間12分ヘッドで運転されました。そのため、通常より多くの2連車が必要となりますが、800型1編成が検査入場しているために、その代用として700型の2連が使用されました。以前は、2連車の増発には600型が使用されていましたが、この春のワンマン化後も600型はワンマン機器を装備しておらず、通常運用には入れなくなっているため、700型の出番となりました。700型2連は、毎秋の火祭りの際の増発にも見ることができましたが、火祭りの増発は夕方からであり、日中に連続して使用されたのは今回が初めてです。


Photo : 2004-11-23　宝ヶ池−八幡前

京阪「Last"SHINSENGUMI-TRAIN"」運転

京阪電鉄の9004編成は、3月15日から「新選組」にちなんだラッピングを施し、「SHINSENGUMI-TRAIN（新選組トレイン）」として運転を行っていましたが、12月10日で運転期間が終了し、ラッピングが剥離されることになりました。そこで、最後の日曜日となる12月5日に「Last"SHINSENGUMI-TRAIN"」と銘打ち、天満橋−三条をノンストップのイベント列車として運転されました。通常運転時には、青色の副標が正面の山側にのみ取り付けられていましたが、イベント運転時には同デザインで赤色の特製の副標が両側に取り付けられました。なお、この列車は事前に申し込みが必要な定員制で、車内では京都の観光案内や抽選会などが行われました。また、イベント列車は上りのみの運転でしたが、同編成は当日の夕方の下り臨時特急として運転されました。


Photo : 2004-12-05　淀−八幡市

京阪「新選組トレイン」赤副標のまま運転

京阪電鉄の9004編成は、12月5日に「Last"SHINSENGUMI-TRAIN"」と銘打ったイベント列車として運転され、その際には通常とは異なる赤色の特製の副標が取り付けられました。その後、同編成は10日まで通常の運用に使用されますが、イベント運転時に使用された赤色の副標のまま、運用に就いています。なお、イベント運転時は副標は2枚取り付けられましたが、その後の運転では山側のみに1枚となっています。


Photo : 2004-12-07　中書島−淀

京阪石坂線にクリスマス電車

京阪電鉄の石坂線に、クリスマスの装飾を施した編成が登場しました。607+608は「リボントレイン」として、車体にリボンの装飾をステッカーで表現し、12月1日より運転を開始しました。また、703+704は「クリスマストレイン」として、クリスマスツリーやサンタクロースの電飾が施され、12月3日から運転を開始しました。いずれの編成も、車内灯が電球色のものに取り替えられています。なお、運転期間は両編成とも12月25日までとなっています。


Photo : 2004-12-08　浜大津−三井寺

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