ニュース写真集 2006年07月〜09月
京阪交野線で「七夕伝説」
京阪で、恒例となった七夕イベントが7月1日から始まりました。車両関係では、7日まで交野線全車両に「七夕伝説」の副標が掲出されます。副標のデザインは昨年と同じで、車両正面の川側に掲出されています。
Photo : 2006-07-01 宮之阪
京阪1929編成が特急色に
京阪1900系は廃車が進み、2編成にまで減ってしまいましたが、その中の1991・1992号は車齢50年を迎えることから、記念イベント等が予定されています。これに合わせて、前述の2両を含む1929の編成が特急色に塗り直されました。同編成は7月7日から運用を開始し、さっそく七夕恒例の臨時「おりひめ」に使用されました。なお、残りの1919編成を含めた2編成に、記念の副標とステッカーの貼り付けも行われています。
Photo : 2006-07-07 京橋
京阪で「七夕短冊奉納」列車
京阪では、七夕イベントの期間に各駅に願い事を吊すための笹が用意されましたが、これに付けられた短冊を私市の機物神社に奉納するため、笹を集めて回るための臨時列車が、7月8日に運転されました。運転区間は、寝屋川→三条→天満橋→枚方市→私市で、車両は特急色となった1929編成が使用されました。専用の副標も用意され、上りの八幡市以降で掲出されました。なお、同列車は非営業のため、種別表示は全線「回送」でした。
Photo : 2006-07-08 中書島−淀
京阪京津線に「マザーレイク」初入線
7月22日、京阪電鉄の京津線に、「マザーレイク」号こと707-708編成を使用した貸切列車が走りました。これは、地元の有志による企画で、走行区間は近江神宮前−浜大津−四宮−浜大津−四宮−浜大津−近江神宮前です。京津線の京都市内区間の部分廃止以降、石坂線車両が貸切で京津線へ入線したことは何度かありますが、いずれも標準塗装車であり、特別塗装車である同編成の京津線入線は初の出来事です。なお、列車には特製の副標と、「ミシガン」「たそがれショウボート」の副標が取り付けられました。
Photo : 2006-07-22 上栄町−大谷
京阪に「きかんしゃトーマス」ラッピング編成
京阪電鉄で、7月29日から「きかんしゃトーマスとなかまたち」のラッピング編成が登場しました。これは、8月1日〜9月3日に「きかんしゃトーマスとなかまたち」にちなんだスタンプラリーが行われるのに合わせたものです。ラッピング編成となったのは、京阪線の7203編成・10003編成と大津線の615編成で、車体前面および側面にトーマス等のイラストが描かれています。特に、7203編成は車体全体にラッピングが施され、非常に派手な姿となっています。運転期間は、平成19年1月中旬までの予定です。なお、初日には7203編成が天満橋で展示され、それに合わせて天満橋行き区間急行3往復に10003編成が充当され、天満橋駅で両編成の並びも実現しました。
Photo : 2006-07-30 橋本−樟葉
京阪で幕故障発生
京阪電鉄の2218編成が8月3日の朝に幕故障を起こし、行き先板を掲出して運転されました。その中で、枚方市発天満橋行の運用にも充当され、珍しい「黄色の丸板」を見ることができました。
Photo : 2006-08-3 枚方市 (携帯のカメラで撮影)
宇治川花火大会で京阪増発
京阪電鉄では、毎年8月10日の宇治川花火大会の日は、宇治線で大増発が実施されます。今年も、夕方から宇治線はすべて5連となり、約4分間隔に増発されました。特に、今年は1900系5編成が廃車になったばかりであり、また、2600系の一部は7連に組成されているために5連が少なく、7連の2600系はこの日のために5連に戻し、さらに7200系1本を5連に組み直して充当されました。また、1919編成も宇治線運用に使用され、7200系との並びも見られました。なお、宇治線増発の影響で他では5連が不足し、交野線の「ひこぼし」のうち2本は4連で運転され、今年は10000系が充当されました。
Photo : 2006-08-10 中書島
京阪大津線に「夏真っ盛りトレイン」
京阪大津線で、車輌の内外に「夏」のイメージをあしらった「夏真っ盛りトレイン」が運転されています。車輌は605-606編成で、京都芸術デザイン専門学校の学生によるデザインが施され、車体にはひまわり、花火などの絵が画かれています。さらに、正面にはうきわをデザインした副標が両側に取り付けられており、前後で色が異なるという凝りようです。
Photo : 2006-08-13 浜大津−三井寺
五山送り火で京阪増発
8月16日の「五山送り火」に合わせ、京阪電車では臨時列車が増発されました。例年は、休日ダイヤに臨時列車を増発する形となるのですが、今年は16日が平日ダイヤであったため、夕方から特別ダイヤとなりました。このため、時刻表等には臨時と定期の区別はありませんでしたが、臨時列車として増発された特急には「臨」の種別標識が掲出されました。平日ダイヤを基本としているため、「臨時K特急」を見ることができました。
Photo : 2006-08-16 丹波橋
京阪大津線に「でんしゃ de BEER」
京阪大津線で、恒例となった「でんしゃ de BEER」が、8月18日と19日に運転されました。運転区間は、近江神宮前から四宮まで回送のあと、四宮−浜大津−石山寺−浜大津−坂本−近江神宮前です。今年の使用車輌は「夏真っ盛りトレイン」の605-606編成で、特に石山寺側の正面はビールジョッキが画かれており、ビール電車にふさわしい車輌でした。一方で、例年行われている車体側面へのカッティング文字の貼り付けなどはなく、正面の浮き輪型副標の片方がビールジョッキの絵のものに交換された以外、通常時と変わらない姿での運転でした。
Photo : 2006-08-19 浜大津−上栄町(回送)
京阪で「熊野詣号」運転
9月24日、京阪で臨時特急「熊野詣号」が運転されました。これは、大阪再発見プログラム実行委員会(大阪市、大阪観光コンベンション協会、南海電気鉄道、京阪電気鉄道)が主催する、熊野街道ウォーク「洛南伏見の熊野信仰の地を巡る」の開催に合わせたものです。運転経路は中書島→天満橋の片道のみで、熊野街道ウォークの帰路に利用できるよう、中書島を14:15に発車しました。使用車輌は1929編成で、特急色に塗り替えられてから2度目の特急運用ですが、前回は「七夕伝説」の副標を掲出しての運転であり、「1900系50周年」副標と特急鳩マークの組み合わせは初めてとなりました。また、「熊野詣号」の副標も用意され、副標2枚の姿で運転されました。
Photo : 2006-09-24 中書島−淀
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