ニュース写真集　2007年01月〜03月

京阪電鉄本線では、今年も正月三が日は特別ダイヤにより運転が行われました。昼間は特急、急行、普通がそれぞれ10分ヘッドで運転されました。9000系は3本が特急、2本が急行に充当され、全編成が運用に就きました。また、通常ダイヤの昼間には運転されていない急行や三条行の普通が運転され、普段の昼間は京都方では見られない本線急行の姿を見ることができました。

Photo : 2007-01-03　中書島−淀

昨年7月から行われていた「きかんしゃトーマスとなかまたち」のラッピング編成が1月21日で運用を終了することになり、最終日は見納め運転が行われました。7203編成は枚方市から臨時準急で天満橋へ、その後臨時特急として出町柳まで、最後は通常列車で天満橋まで運転されました。10003編成は枚方市から臨時普通で交野線に入り、臨時Ｋ特急「おりひめ」で天満橋へ。その後臨時急行で樟葉へ、回送で淀、臨時普通で出町柳、臨時普通で淀、回送で中書島と走ったあと、臨時普通で宇治線入りし、最後は天満橋行臨時特急として走りました。615編成は、近江神宮前→浜大津→四宮→石山寺→四宮→浜大津→坂本→近江神宮前と言うルートを走りました。中でも、10003編成の宇治発天満橋行臨時特急や、615編成の京津線−石山寺直通列車は、通常走らない運用として特筆されます。なお、最終日当日の列車には「ありがとう。」と書かれた副標が掲出されました。

Photo : 2007-01-21　野江

京阪石坂線に、新しいラッピング車「ラブトレイン」が登場しました。これは、バレンタインデーとホワイトデーにちなみ、平和のシンボルである白い鳩と、ハートのデザインを車体に施したものです。使用車輌は617-618で、運転期間は1月22日〜3月24日となっています。デザインを担当したのは、今回も京都芸術デザイン専門学校の空間デザインコースの学生です。なお、3月上旬には若干のデザイン変更が行われ、キューピッドのイラストが追加されました。

Photo : 2007-02-04　浜大津

京阪石坂線には学校が多くあることから、卒業シーズンに合わせて、車体に想い出のメッセージを書いた「石坂青春号」が登場しました。これは、「電車と青春」をテーマに全国から公募されたもので、選考により選ばれた作品が車体に書かれています。

Photo : 2007-03-21　浜大津

京阪電鉄で、4月1日から大津線でICポストペイ決済サービスの「PiTaPa」の利用が開始されるのをPRするため、石坂線に2編成、京阪本線に１編成の「e-kenet PiTaPa ラッピング電車」が登場しました。石坂線は600型と700型がそれぞれ1編成で、運転開始は3月27日から、本線は7000系1編成で、運転開始は3月31日からです。ラッピングは、先頭車の先頭部分全体と中間車の中央部分に施され、PiTaPaのカラーである青紫色をベースとしたものとなっています。なお、京阪線のPiTaPaラッピングは、2004年7月から約2年間に渡り3編成に行われていましたが、今回のデザインは前回とは異なったものとなっています。

Photo : 2007-03-31　大和田

京阪の春の臨時列車「さくらEXPRESS」が、今年も3月31日,4月1,7,8日に運転されました。運転区間は天満橋−出町柳、本数は午前中に上りが2本のみです。副標は新たなものが用意され、昨年秋の「もみじEXPRESS」同様に、運転台側に副標、車掌台側には「臨」の標識を掲出しています。 なお、初日には3000系も充当され、注目を浴びました。

Photo : 2006-03-31　八幡市−橋本

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