ニュース写真集　2009年01月〜03月

京阪電鉄本線では、1月1日〜4日は正月特別ダイヤで運転されました。特急、急行、普通が10分ヘッドとなる点は従来と同じですが、今年からは急行と普通の一部が中之島行きに振り分けられました。特急用車輌が不足するため、足りない分2編成は9000系が割り当てられましたが、1日にはロングシート化された9005編成と、9000系の代走に充当されていた7201編成が特急に割り当てられたため、代用特急は2編成とも新色のロングシート車になりました。新車3000系は急行に使用され、淀屋橋行きにも充当されたため、普段は見ることのできない3000系の「急行 淀屋橋」の表示も見ることができました。

Photo : 2009-01-01　中書島−淀

京阪電鉄石坂線の全車両に、正月にちなんだデザインの副標が、1月1日から掲出されました。副標のデザインは5種類で、干支や正月の縁起物のイラストや文字がデザインされており、ランダムに掲出されています。なお、昨年はトーマス編成のみ専用のデザインが用意されましたが、今年はトーマス編成も他編成と同じデザインのものを掲出しており、代わってはマザーレイク編成が他とは違うデザインのものを掲出しています。

Photo : 2009-01-04　浜大津−三井寺

京阪電鉄では、昨年夏から本線の7203編成と石坂線の619-620編成に「きかんしゃトーマス」のラッピングを施して運転していましたが、1月25日でラッピングを終了することになり、1月17日からは専用の副標を掲出して運転されています。また、男山ケーブルはラッピングではないものの、トーマスのステッカーが貼られていることから、ケーブル車輌にも副標が掲出されています。なお、最終日の1月25日には、それぞれの編成を用いた臨時列車が運転されることになっています。

Photo : 2009-01-17　中書島−淀

京阪電鉄のトーマス編成がラッピングを解除されることになり、運転最終日の1月25日にそれぞれの編成を用いた臨時列車が運転されました。本線の7203編成は、樟葉→中之島の臨時特急、中之島→三条の臨時特急、三条→中之島の臨時急行として運転されました。一方、石坂線の619-620編成は、近江神宮前→浜大津→四宮→石山寺→坂本→近江神宮前という経路の、臨時列車で運転されました。いずれも、普段は見られない種別や行き先の組み合わせで、ファンの注目を浴びました。

Photo : 2009-01-25　中書島−淀

京阪石坂線で、今年も「石坂青春号」の運転が開始されました。これは、石坂線の駅数21に合わせ、電車と青春にまつわる想い出を、21文字でつづった言葉を全国から募集し、その優秀作品を車体や車内に展示したものです。使用車輌は617-618編成で、正面には専用の副標も掲出されています。運転期間は3月8日から29日までです。

Photo : 2009-03-15　浜大津

京阪電鉄で、春の臨時特急「さくらEXPRESS」が運転されました。昨年秋の「もみじEXPRESS」に続くものですが、今回は上りのみ2本の設定となりました。また、車両も、1本目が3000系、2本目はロングシート化された9000系が使用されました。専用の副標が用意され、3000系は種別表示に「臨時特急」を表示して副標を掲出、9000系は種別は「特急」で「臨」の種別標識と副標の2枚を掲出して運転されました。運転日は、3月28・29日、4月4・5日となっています。

Photo : 2009-03-28　西三荘

京福電鉄で、車体に織物を取り付けた「桜電車」が運転されました。これは、西陣織の技法で織った屋外用の紋織物を車体の側面と正面に取り付けたものです。車内には、仁和寺の桜の写真も展示されています。紋織物は、地元のベンチャー企業が開発したもので、桜の花をバックに、嵐山や仁和寺など、沿線の名所が画かれています。車輌は622号で、桜の柄に「嵐電」の文字の入ったヘッドマークを取り付けて運転されています。運転期間は3月25日〜5月6日です。

Photo : 2009-03-28　鳴滝−常盤

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