ニュース写真集　2009年07月〜09月

京阪電鉄では、交野線沿線に七夕伝説発祥の地としての言い伝えがあることから、毎年七夕の時期にイベントを行っており、今年も「ひらかた☆かたの 七夕伝説」と銘打ったイベントが開催されます。これに合わせて、7月1日〜7日は交野線の全列車に、「ひらかた☆かたの 七夕伝説」の副標を掲出して運転しています。この副標は、交野線直通列車の「おりひめ」「ひこぼし」等にも掲出されていますが、昨年のダイヤ改正で交野線はほぼ全列車が10000系の4連となり、交野線列車の本線間合い運用はほとんどなくなったため、副標が交野線以外で見られる機会はごくわずかになりました。

Photo : 2009-07-07　宮之阪

京阪電鉄の七夕イベントとして恒例の「おりひめ」「ひこぼし」の並びが、今年も行われました。しかし、昨年のダイヤ改正で、「ひこぼし」が深夜時間帯の運転となったため、「おりひめ」「ひこぼし」共に、普通列車に「おりひめ」「ひこぼし」の標識板を模した副標を取り付けただけになりました。具体的には、「おりひめ」副標を掲出した臨時列車を枚方市−私市に1往復設定して私市駅に約2時間留置、その間に、定期列車1本に「ひこぼし」副標を掲出して、私市駅到着から発車までの間、並びが実現すると言うものです。「おりひめ」の留置時間が長いため、その間に3回の並びが見られました。使用車輌は、臨時、定期ともに10000系で、初めての4連同士の並びとなりました。

Photo : 2009-07-07　私市

恒例となった京阪の「きかんしゃトーマス」のラッピングが、今年も登場しました。今年のラッピング編成となったのは、京阪線が7001編成、石坂線が613編成です。7001編成は1両ごとに車体色が異なっており、京都方と大阪方の正面の印象も大きく異なります。また、男山ケーブルにもトーマスの副標とステッカーが取り付けられています。いずれも、運転期間は7月18日〜来年1月31日までです。なお、京阪線では車輌の塗装変更と社番等のレタリング化が進行中ですが、7001編成は旧塗装の上からラッピングを行っており、切り抜き文字の車番や社紋、正面のＫマークなども取り付けられたままでです。 。

Photo : 2009-07-20　淀−八幡市

8月10日、宇治で行われた「宇治川花火大会」に合わせ、京阪電鉄では宇治線を中心に列車の増発が行われました。宇治線は17:10頃〜22:30頃は約4分間隔の頻繁運転となり、車輌もすべて5両編成になりました。通常の5両編成だけでは不足するため、2601、2604、7201編成が5両に短縮され、宇治線に入線しました。中でも、2604と7201編成は新色であり、宇治線へ初めて一般車の新色が入線しました。

Photo : 2009-08-10　観月橋−桃山南口

8月10日は「宇治川花火大会」で5両編成がすべて宇治線に投入されたため、通常5連で運転される中之島−私市直通快速急行の「ひこぼし」が、当日は10000系4連を使用して運転されました。使用された編成は、順に10001、10004、10003編成で、10004編成は初めての新色「ひこぼし」となりました。

Photo : 2009-08-10　寝屋川市

京阪線は、8月14日はお盆のために休日ダイヤで運転されましたが、通常の休日よりは通勤時間帯の混雑が予想されるため、最混雑時間帯の特急車1運用が、特急車から3000系に変更して運用されました。この編成は、日中もそのまま特急として運用されたため、昼間には珍しい3000系の特急運用が見られました。

Photo : 2009-08-14　中書島−淀

8月16日、五山送り火の実施にともなって、京阪線では臨時列車が増発されました。例年、臨時列車は特急を中心に増発されますが、今年は臨時列車は出町柳発樟葉行きの急行が7本のみで、あとは混雑時間帯の特急を3扉車8連に変更して、需要に対応しました。また、臨時列車には「臨」の標識も掲出されず、ややさびしい増発となりました。

Photo : 2009-08-16　丹波橋

8月22日から、中之島を中心として「水都大阪2009」の各種イベントが行われます。その連携企画として、なにわ橋駅の「アートエリアB1」で現代美術家ヤノベケンジ氏の作品展「トらやんの大冒険〜サヴァイヴァル・システム・トレイン〜」が行われるのをPRするため、7002編成の正面に副標、ドア横にはステッカーを掲出した「トらやんの大冒険」号の運転が開始されました。期間は、8月22日〜10月11日となっています。

Photo : 2009-08-22　森小路

9月12日、京阪本線でダイヤの一部変更が行われました。主な目的は、同日から使用が開始された淀駅付近の高架線切替への対応ですが、同時に、朝夕ラッシュ時のダイヤがより現状に見合ったものへと変更されています。その中で、珍しい運用としては、特急車使用の萱島発中之島行区間急行が新設され、特急ではないものの、中之島線では初の特急車使用の定期列車となりました。また、この変更で車輌にも一部変更があり、5両編成は7本から3本に減少、余剰車輌は休車となっています。休車の中には2200系と2600系の混結編成である2218-2829編成も含まれており、代わって2605編成が7連化されています。

Photo : 2009-09-17　滝井

9月19日〜23日の5連休期間の中間3日間に、京阪で臨時列車が運転されました。運転されたのは、20〜23日の3日間で、樟葉発中之島行臨時急行と、中之島発出町柳行臨時特急が、それぞれ2本です。臨時急行は臨時特急の送り込みを兼ねており、特急車を使用した急行となりました。運転に当たっては、大阪方先頭には「水都2009」、京都方には「京都岡崎」のPR副標が掲げられました。なお、急行、特急とも、「臨」の副標は使用されていません。

Photo : 2009-09-20　大和田

9月23日、京福電鉄でファン向けの撮影列車が走りました。これは、西院車庫と嵐山駅での撮影会と、500型車輌の乗車会を組み合わせた企画です。参加者は、西院車庫での撮影会のあと、500型2連の貸切列車で嵐山駅に移動、嵐山駅でも撮影会を行い、再び500型2連で西院へ戻り、再び撮影会。その後は、電動貨車1001号が嵐山まで往復し、参加者はこれを沿線で撮影する、と言うものです。珍しい500型どうしの2連への乗車や、走行シーンを見ることの少ない電動貨車の撮影ができるとあって、有料のイベントにもかかわらず多くの参加者が集まりました。

Photo : 2009-09-23　西大路三条

京阪電鉄では、9月20日〜22日の臨時列車に「京都岡崎」「水都2009」の副標を掲出して運転しましたが、その副標が再度登場しました。「京都岡崎」は8008編成に、「水都2009」は3001編成に、それぞれ前後とも掲出されて、定期列車に充当されました。掲出期間は、「京都岡崎」が9月23日〜27日、「水都2009」が9月24日〜10月11日となっています。

Photo : 2009-09-26　中書島−淀

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