ニュース写真集　2011年04月〜06月

京阪電鉄では、3月19日から車体に「きかんしゃトーマス」のラッピングを施した編成運転を始めましたが、4月からはこの編成に専用の副標が掲出されました。副標には、「きかんしゃトーマス」に登場するキャラクターが描かれています。なお、この副標の図柄は毎月変わり、1年間で12種類の図柄が登場します。

Photo : 2011-04-02　宮之阪

京阪電鉄で、ゴールデンウィークの臨時列車「わかばEXPRESS」が運転されました。先に運転された「さくらEXPRESS」のゴールデンウィーク版とも言えるもので、ダイヤや使用車種も同じです。運転日は、4月29日、30日、5月1日、3日〜5日の予定でしたが、5月1日は雨天のため運休となりました。なお、「さくらEXPRESS」の時には掲出されなかった副標が今回から復活し、「臨」の標識と合わせて2枚の標識が掲出されました。

Photo : 2011-05-03　中書島−淀

京阪電鉄で、5月5日に「きかんしゃトーマス」編成を使用した、臨時列車が運転されました。「きかんしゃトーマス私市ハイキング号」と名付けられたこの列車は、中之島→私市を臨時快速急行として運転され、「きかんしゃトーマス」編成としては2度目の本線営業となりました。運転にあたり、「私市ハイキング号」の専用副標が用意され、通常時から掲出されている「きかんしゃトーマス」の副標と合わせ、2枚の副標を掲出して運転されました。なお、この列車は私市到着後、臨時普通枚方市行きとして運転され、その後は定期列車と差し替える形で、交野線運用に就きました。

Photo : 2011-05-05　宮之阪

京阪電鉄淀駅付近は高架化工事が進められていますが、5月28日に上り線が高架線に移行し、同日始発より使用を開始しました。また、同時にダイヤ変更が行われました。ダイヤ変更は、高架化に伴う変更に留まらず、昼間の優等列車の基本パターンが変わるという、大規模な変更となっています。中之島線開業以来、同線の優等列車として運転されてきた快速急行は朝夕をのぞいて廃止され、京阪間の優等列車は淀屋橋−出町柳の特急が10分ヘッドで運転されるようになりました。一部残った中之島発の快速急行は樟葉止まりとなり、中之島から京都へは乗換が必要になりました。一方、平日夕方に運転されていた快速特急も廃止され、特急に統一されました。特急10分ヘッド化により、8000系だけでは特急用車輌が不足するため、不足分には3000系が充当されます。これにより、3000系の主な役目は特急運用となりました。

Photo : 2011-05-28　淀

京阪電鉄宇治線に、新旧塗装を連結した混色4連が登場しました。これは、2614-2914-2626-2826の4連で、5月27日まではこれに2603-2703-2803の3連を加えて7連で運転されていましたが、3連部分が検査入場したため、残りの4連のみで30日から宇治線で運用に就いたものです。従来から、7連や5連の混色編成は実績がありましたが、4連は最短の編成となります。

Photo : 2011-05-30　桃山南口

京阪宇治線に新旧塗装の混結4連が登場したことは先にお伝えしましたが、この編成は6月12日をもって終了となり、代わって翌日から2613-2813の4連が宇治線に登場しました。この編成は、従来は京都側に3連を連結し7連で運用されていたため、京都側先頭車である2613には、連結面の転落防止幌が取り付けられていました。今回、先頭車として使用するにあたり、幌本体は取り外されましたが台座は残っており、普段は見ることのできない先頭車の姿を見ることができます。

Photo : 2011-06-14　観月橋−桃山南口

6月25日〜10月16日の期間、京都市美術館で「フェルメールからのラブレター展」が開催されるのに合わせ、京阪では3000系に副標を掲出して運転しています。副標の掲出期間は美術展の開催期間と同一で、3000系のうち3001、3003、3005の編成に掲出されています。

Photo : 2011-06-25　中書島−淀

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