ニュース写真集　2011年10月〜12月

京阪電鉄で、10月16日に寝屋川車庫の一般公開イベント「ファミリーレールフェア」が開かれました。これに合わせて、中之島−寝屋川車庫の直通列車「ファミリーレールフェア号」が運転されました。使用車輌は3000系で、通常の8連から中間車3連を抜き、5両編成で運転されました。運転時は、「団体」の標識と「ファミリーレールフェア」の副標が掲出されましたが、いずれも昨年と同じものが使用されています。

Photo : 2011-10-16　萱島

京阪電鉄で、秋の行楽シーズンに合わせて「ノンストップ京阪特急」の運転が、10月22日から開始されました。従来から、行楽シーズンには臨時特急が運転されていましたが、今シーズンから臨時特急は京橋−七条間を無停車となりました。列車種別は「快速特急」で、列車の種別表示も「快速特急」を表示しています。運転期間は10月22日〜12月4日の土休日で、使用車輌は8000系です。運転に際しては、「臨」の標識と「京橋→七条間　ノンストップ」と書かれた副標が用意されました。なお、このノンストップ特急は来春も運転が予定されており、その時には一般公募による愛称が付くことになっています。

Photo : 2011-10-22　大和田

京阪電鉄のトーマスラッピング編成は、普段は交野線内のみで運転されていますが、10月22には本線の中之島−出町柳間を走行しました。これは、23日から始まるスタンプラリーをPRするためです。当日は、萱島→中之島→出町柳→中書島→寝屋川市というルートを、臨時普通列車として走行し、中書島では展示も行われました。当日は、本線では通常見られない4両編成の列車であっただけでなく、復路は行き先が中書島、寝屋川市という、本線の昼間の運用にはない行き先を表示しての走行となりました。

Photo : 2011-10-22　中書島−淀

平成23年の国民文化祭が、10月29日〜11月6日に京都府で開催されるのに合わせ、京阪の車輌にPRの副標が掲出されました。掲出されたのは7002編成と7003編成で、新塗装と旧塗装からそれぞれ1編成選ばれています。掲出期間は10月24日〜11月6日で、副標にはPRキャラクターの「まゆまろ」のイラストが描かれています。
Photo : 2011-10-29　中書島−淀

叡山電鉄で、10月29日に修学院車庫の一般公開イベント「えいでんまつり」が開かれました。これに合わせて、900型車輌を使用した、イベントトレイン「きらら」が運転されました。出町柳駅から出発し、二軒茶屋で折り返して修学院へ戻り、さらに八瀬比叡山口へも往復したあと、会場へ乗り入れるというルートでした。

Photo : 2011-10-29　岩倉

京阪電鉄では、「駅からはじまる冒険の旅　〜未来はきみたちのもの〜」をテーマに、沿線の児童から絵画を募集し、その入選作品を車内や駅に展示します。最優秀賞と優秀賞作品は、7001編成の車内に展示して、「ちびっこアーティスト号」として11月5日〜30日の間、運転されます。編成の前後には、最優秀作品（2点）をデザインした副標を、それぞれ京都側と大阪側に掲出しています。なお、運転初日には表彰式と発車式が中之島駅で行われ、中之島→萱島の臨時列車として運転されました。

Photo : 2011-11-05　中書島−淀

京阪電鉄のトーマスラッピング編成は、通常は交野線で運転されていますが、7月以来の宇治線での運用に就きました。これは、11月13日に宇治近辺でハイキングイベントが行われるのに合わせて、11月9日から5日間、宇治線の通常運用に充当されたものです。

Photo : 2011-11-12　観月橋−桃山南口

平成23年11月12日〜30日に、貴船神社や貴船街道などでライトアップイベント「京の奥座敷 貴船もみじ灯篭」が開催されるのに合わせて、京阪電鉄の3000系全編成と、叡山電鉄の800系のうち4編成に副標が掲出されました。

Photo : 2011-11-12　中書島−淀

京阪電鉄のトーマスラッピング編成が宇治線に充当されたことは既報の通りですが、11月13日のハイキングイベント当日は、イベントの参加に便利な時間帯に走るトーマス編成に、ハイキングの副標が掲出されて運転されました。副標が掲出されたのは、中書島発9:34と10:14の2本と、前者の折り返しとなる宇治発9:52の3本です。トーマス編成には、トーマスのキャラクターの描かれた副標が掲出されているので、ハイキング副標と合わせて2枚の副標が掲出されての運転となりました。

Photo : 2011-11-13　観月橋−桃山南口

叡山電鉄では700系の新塗装化を進めていますが、最後まで旧塗装で残っている724号が12月に入場することになり、同時に塗り替えも行われることから、11月19日から同車に記念の副標とプレートを掲出して運転しています。副標は、700系が登場した頃に使われていたスポーツバレー京都のPR用の副標のデザインを模したものです。プレートは、運転台にある車番と同じくらい大きさで車番と並べて掲出されており、旧塗装の塗り分け線がデザインされています。出町側と八瀬・鞍馬側では副標とプレートに書かれている文字が異なり、出町側は「ありがとうデオ700系旧塗装」、鞍馬・八瀬側は「さよならデオ700系旧塗装」となっています。

Photo : 2011-11-20　茶山−一乗寺

11月26日、京都競馬場で「京阪杯」が開催されるのに合わせて、臨時列車「ターフィー号」が運転されました。運転区間は淀屋橋→淀、停車駅は淀屋橋・北浜・天満橋・京橋・淀で、上り1本のみの運転となっています。使用車輌は9000系で、運転に際しては、正面に「臨」の種別標識と、「ターフィー」の副標が掲出されました。なお、京橋−淀ノンストップであるにもかかわらず、途中で定期特急を待避するために、守口市−萱島間はB線を走行しました。

Photo : 2011-11-26　西三荘

京都、大阪、神戸で、それぞれ「京都嵐山花灯路」、「大阪光のルネサンス」、「神戸ルミナリエ」のライトアップイベントが行われるのに合わせて、京阪3000系に「光と灯りの街めぐり」の副標が掲出されました。デザインは、昨年と同じもので、掲出期間は12月1日〜25日となっています。

Photo : 2011-12-04　淀−八幡市

京阪電鉄なにわ橋駅にあるイベントスペース「アートエリアB1」で開催中の「鉄道芸術祭Vol.1」のプログラムの1つとして、走行する列車の車内でパフォーマンスが行われました。列車は貸切で、乗車区間は中之島→八幡市です。車輌は7202編成が使用され、「団体」の標識と「B1」の副標を掲出して運転されました。なお、貸切に使用後の列車は中書島まで回送され、夕方の淀発の臨時急行に充当されました。

Photo : 2011-12-11　野江

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